MS365でBCP対策？

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MS365でBCP対策？

Microsoft365でBCP対策ができることをご存じですか？

近年地震や台風といった災害が多発しており、

各企業はBCP対策の重要性を意識させられる状況になっています。

このような状況下で、働く場所を問わないツールとして、

Microsoft365を導入する企業が増えております。

そんなMicrosoft365ですが、実はBCP対策にも有効であることはご存じでしょうか？

今回は、Microsoft365がどのように、

BCP対策の1要素として利用できるのかについてお話しさせていただきます。

BCP（事業継続計画）とは…

企業が自然災害、大火災、テロ攻撃などの緊急事態に遭遇した場合において、事業資産の損害を最小限にとどめつつ、中核となる事業の継続あるいは早期復旧を可能とするために、平常時に行うべき活動や緊急時における事業継続のための方法、手段などを取り決めておく計画のことです。

緊急事態は突然発生します。

有効な手を打つことがきでなければ、特に中小企業は、経営基盤の脆弱なため、廃業に追い込まれるおそれがあります。また、事業を縮小し従業員を解雇しなければならない状況も考えられます。

（中小企業庁HPより引用：https://www.chusho.meti.go.jp/bcp/contents/level_c/bcpgl_01_1.html）

我が国は、地震、火山活動が活発な環太平洋変動帯に位置している。国土面積は世界の0.25％という大きさながら、地震の発生回数は、世界の18.5％と極めて高い割合を占めている。

また、世界には約1,500の活火山があると言われているが、我が国にはその約1割が集まり、日本は世界有数の火山国となっている。

（国土交通白書2020より引用：https://www.mlit.go.jp/hakusyo/mlit/r01/hakusho/r02/html/n1115000.html）

以上のことから、日本は自然災害が起こりやすい国であることがわかります。

このことから、各企業はいつ自然災害が来ても事業を継続できるように、普段からBCP対策について考える必要があります。

Microsoft365でできるBCP対策の1つとして、データの保管があります。

Microsoft365には、OneDriveやSharePointといったクラウドストレージがあります。

今までは万が一の事を考えて、PCや物理サーバーのバックアップデータを外付けHDDに保存するのが当たり前でした。

しかし、同じ建物内や地域内にバックアップデータがある場合、被災時にはどちらも機器の破損が考えられます。

そこで、クラウドストレージの出番です。クラウドストレージは、インターネットを介してデータを保存するサービスです。外付けHDDのような機器は手元になく、全てのデータがサービス提供元のデータセンターに保管されます。また、そのデータセンターは世界各国の拠点と冗長化されているため、仮にデータセンターが1ヵ所被災しても、他国にあるデータセンターを介してデータを閲覧できます。つまり外付けHDDのように「破損したらデータも消える」といった事態が起こらないということです。

そこで、クラウドストレージの出番です。

クラウドストレージは、インターネットを介してデータを保存するサービスです。

外付けHDDのような機器は手元になく、全てのデータがサービス提供元のデータセンターに保管されます。

また、そのデータセンターは世界各国の拠点と冗長化されているため、仮にデータセンターが1ヵ所被災しても、他国にあるデータセンターを介してデータを閲覧できます。つまり外付けHDDのように「破損したらデータも消える」といった事態が起こらないということです。

また、クラウドストレージにデータを保存しておけば、災害時に限らず、PCの故障時にもデータを守ることが可能です。

それだけでなく、普段の業務効率化も図ることが可能です。

例えば、VPN環境が無く、社内でしかデータの閲覧ができない場合、一度外出してしまったらデータを閲覧・編集するためには一度帰社しなければなりません。

しかし、クラウドストレージにデータを保管していれば、カフェや自宅からでも仕事が出来ます。

そのため、移動時間を削減し、その分だけ作業に時間を割くことが可能になります。

仮にVPN環境があっても、VPNに接続すると通信速度が遅ければ作業効率は悪いため、社内に戻られることもあるのではないでしょうか。

そういったお悩みから解放してくれるソリューションとしての一面もあるため、BCP対策としても作業効率の向上としても、Microsoft365は効果的なサービスです。