サポート終了したらどうなるの?
セキュリティ面での重大リスク
サポートが終了しているアプリケーションを利用することは、情報セキュリティにおいて大きなリスクとなります!
IEの継続利用における、大きなリスクの代表格がゼロデイ脆弱性です。
ゼロデイ脆弱性とは発見の時点で更新プログラムが用意されていない脆弱性であり、サイバー攻撃に悪用された場合、被害が生じる可能性が極めて高いのです。
脆弱性そのものはあらゆるアプリケーションで生じる可能性がありますが、IEの場合、前述のとおり原則としてサポートが終了してしまっています。そのため、更新プログラムの提供が他のWebブラウザーに比べて遅れるため、ゼロデイ攻撃によるリスクが高まる傾向にあります。
そもそも、サポートが終了しているアプリケーションは、更新プログラムも提供されないことが前提であり、継続利用そのもののリスクが極めて高いのです。
企業で使用している端末などがゼロデイ脆弱性を突かれ、マルウェアの侵入を許してしまった場合には下記のような危険が生じます。
▶情報漏洩
▶データの破損や改ざん
▶不正アクセス
▶攻撃の踏み台としての悪用
同ソフトウェア製品の利用者においては、サポートが継続している他の一般的なブラウザへの移行、およびコンテンツの改修等の対応が求められます。
Edge DLサイト:Microsoft Edge Web ブラウザーをダウンロード | Microsoft
引用元URL
・Microsoft 社 Internet Explorer のサポート終了について:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
・インターネットエクスプローラのサポート終了でIEが起動しない!? 後継ブラウザをどうする? | コウシングループ (koushin.co.jp)
・今でもインターネットエクスプローラーを使っている!? セキュリティ上の懸念点とは? | サイバーセキュリティ情報局 (canon-its.jp)