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Microsoftサービスサポート期限迫る 企業に求められる対策とは

Microsoftサービスサポート期限迫る 企業に求められる対策とは

Microsoftのサービスにはサポート期限が設けられているものがあります。
サポート期限が切れたサービスを活用し続けることはリスクを抱えた状態で運用を続けるということであり、企業に多大な悪影響を及ぼします。

今回は、Microsoftのサービスの中から
1.Windows Server OS
2.クライアントPC用 OS
3.Office
以上3点についてご説明させていただきます。

 

 

 クライアントPC用 OSがサポート期限終了すると


メインストリーム サポートに加え延長サポートも含めたすべてのサポートが終了すると、仕様変更や新機能のリクエスト、セキュリティの更新プログラム、無償 / 有償サポートなど、Microsoftが提供する重要な更新を含むすべてのサポートが受けられなくなります


※こちらの表は2023年9月時点での情報です

お使いの PC を最新環境へ移行する際、データのバックアップやソフトウェアの移行や周辺機器の互換性の確認など、十分に準備をして移行されることをお勧めいたします。今後訪れるサポート終了に備え、より快適に PC をご活用いただくためにも、ぜひ最新のOSへの移行をご検討ください。
サポートが終了したパソコンを使うことのリスク

 

 Microsoftでは製品の発売以降に発見されたプログラムの不具合やセキュリティ上の問題点を修正するために、セキュリティ更新プログラムを提供しています。コンピューターを安全にお使いいただくには、セキュリティ更新プログラムを定期的に適用することが重要です。Microsoftの延長サポートが終了後はセキュリティ更新プログラムの提供が行われなくなり、セキュリティ上大変危険な状態になります。できる限りサポート期限に余裕のある最新の PC の使用をおすすめします。



   
マルウェアへの感染
未知のウイルスによる被害
 
フィッシング詐欺
なりすましの被害
  情報漏えいの危険性

 

 

クライアントPC用 OSのサポート期限終了について まとめ


サポートが終了すると、仕様変更や新機能のリクエスト、セキュリティの更新プログラム、無償 / 有償サポートなど、Microsoftが提供する重要な更新を含むすべてのサポートが受けられなくなるため、コンピューターを安全にお使いいただくにはセキュリティ更新プログラムを定期的に適用することが重要です。できる限りサポート期限に余裕のある最新のOSが搭載されたPCの使用をぜひご検討ください。






Officeのサポート期限終了すると


メインストリーム サポートに加え、延長サポートも含めたすべてのサポートが終了すると、仕様変更や新機能のリクエスト、無償サポートに加え、セキュリティの更新プログラムや、有償サポートなど、Microsoftが提供する重要な更新を含む、すべてのサポートが受けられなくなります


※こちらの表は2023年9月時点での情報です



さらに、サポート期限が終了したOfficeを使っているとWindows OSと同じようにセキュリティに不安があるため、サポートが終了したOfficeの運用はおすすめできません。



Officeのサポート期限終了について まとめ


ハッカーやウイルスはシステムの脆弱性を狙って攻撃してくるため、サポート終了までに余裕をもってMicrosoft 365 または Office 2021 への移行をご検討ください。
また、 Office 2021 のメインストリームが2026年10月13日に終了すると新たなOfficeを導入しないといけないため、今のうちにMicrosoft365用のOfficeを導入することをおすすめいたします。

最後に


ウイルス感染や攻撃の被害を受けたサーバーやPC、データを運用する企業は、取引先や顧客など広範囲にわたって被害を及ぼすことになり、サポート終了を迎えたサービスが稼働を続けることは社会全体にとって迷惑な存在です。このような企業を減らすことがビジネスや社会のサイバーリスク対策となるのではないでしょうか。

 

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