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9月記事 ランサムウェア実態

9月記事① 『今一度チェック』~増え続けるランサムウェアの実態と対策~

 みなさんこんにちは。

今月の記事は最近よく耳にする『ランサムウェア』についてです。

 

 8月度の記事にもありましたが、今年の5月には世界中を恐怖に陥れたランサムウェアの一種、WannaCry。日本でも新聞やニュースで大きく取り上げられ、日頃対策をされている方でも出社後にご自身のパソコンを立ち上げる時にドキドキした方も多かったのではないでしょうか。

今回は改めてこのランサムウェアがどのようなウイルスかについて触れていきたいと思います。

 

よく耳にするランサムウェアとはどのようなウイルス??

  

 ランサムウェアとは、コンピューターウイルスの一種で「身代金ウイルス」とも呼ばれます。ランサムウェアという言葉は、身代金を意味する「Ransom」とソフトウェア「Software」を合わせた造語です。

 このランサムウェアに感染すると勝手にファイルが暗号化されてしまう、またパソコン全体をロックされてしまうなどで使用不能とし暗号化されたファイルの復元や、ロックの解除と引き換えに金銭を要求するウイルスです。

元々はロシアやヨーロッパで被害をもたらしていましたが2014年以降日本語のランサムウェアが増加し、日本でも被害が拡大しています。

 

実際に感染するとどうなるの?? メールからの感染実演動画

 

 ※画像をクリックするとIPA(独立行政法人情報処理推進機構)が実際にWannacryに感染する様子を

実演しているYoutube動画をご覧いただけます。

 ランサムウェアにかかると実際にどうなってしまうのか...中々見る機会のないことだと思いますのでぜひ一度この怖さを実際に感じてください。

 

 

 

 

なぜランサムウェアの被害が拡大しているの??

 

▽防止、調査が難しい

 ウイルス対策ソフトでは検出できない未知のウイルスが日々現れ、中には証拠隠滅のためにウイルス自ら消去するシステムを持つものまで発見されています。

 

▽身代金を払う人が後を絶たず、儲かるビジネスとして成り立っている

 データやパソコンが使えなくなると当然焦ってしまいますよね。。そのため攻撃者にいわれるがままお金を支払ってしまうケースが少なくありません。

 

▽ランサムウェアがすぐ手に入る時代

 ランサムウェア販売サイトやサンプルコードは実はとても簡単に見つけることができるのです。最近では今年6月にランサムウェアを作成した容疑で、大阪府の男子中学生が逮捕されたなんていう事件もありました。ウイルスを作成できるサイトの中にはサポート窓口まで用意されている場合もあり、素人でも簡単に第三者を攻撃することができるような世の中になってきています。

 

万が一、ランサムウェアにPCが侵されてしまった場合どうする??
身代金を要求されても支払わない!!

例えばWannaCryで要求された身代金は300$~600$。払おうと思えば払えてしまう金額を要求していました。ただ支払ったからといってデータが復元する保証はどこにもありません。

落ち着いて専門機関へ相談しましょう。                         

 

感染した機器をネットワーク環境から物理的に切り離す!!

感染をこれ以上他の端末やサーバーへ拡大させないために、ただちにLANケーブルを抜きましょう。

 

 

 

 

 

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