「なりすましメールに気をつけろ!感染メールはあなたの目の前に。」
2回目の記事は、ウイルス感染をしてしまう原因についてです。
前号での弊社、島田のインタビューでもありましたが、感染経路で一番多いのがメールと言われています。今回は、そんななりすましメールについてご紹介します。
「ウイルス感染は90%以上がメールからくるもの。」
現在、ビジネスにおいて「メール」というのは、なくてはならないツールのひとつだと思います。
相手に文章を伝えるだけでなく、資料やデータ、写真など添付ファイルにして送信したり、受信したりと、仕事において当たり前になっています。
そんなメールの利用が、ウイルス感染経路の90%と言われています。
メールを利用する限り、なりすましメールを受信してしまう可能性は高まるばかりですし、受信してしまえば、そのメールは目の前の画面に突如として現れます。怖くないですか??? というより、身近なことなのです。。。
「なりすましメールとは?」
筆者に送られてきた実際のメール
件名には、
- 駐禁報告書
- 【配信】
- 支払条件確認書
- 4月27日(木)、詳細
- 御請求書
- 注文書・注文請書
- 発注依頼書 などなど、筆者には全く身に覚えがありません。
これらは全て、なりすましのメールで、何らかの添付ファイルと一緒に送り付けられて来たものです。
勿論、弊社では多層防御の対策をしていますので感染の可能性は極めて低いです。
※多層防御の対策はまたの機会にご案内します。
皆様もこういったメールを受信したことは、あるのではないでしょうか。
一瞬、受信者の気を引くような件名でメールが届くことから、ついつい添付ファイルを開いてしまったり、中には身に覚えがないからこそ、感情的・衝動的に開いてしまうケースもあるようです。
添付ファイルを開いてしまえば最後、周知の通り、身代金ウイルスや情報漏えい、踏み台など被害に繋がって行く仕組みとなっています。
中には、宛先に自分以外の会社の同僚がいたり、送信元が身に覚えのありそうな人や会社だったりと分かっていても、手口が巧妙になっている事が増えています。
「なりすましメールを見抜く簡単チェックポイント」
なりすましメールにはいくつかの特徴があります。
『独自ドメインでない』
赤線で引いてある箇所が送信者のドメインなのですが、一般企業では独自ドメインを取得している場合が多く、逆になりすましメールの特徴と言えます。
『件名や本文の文章が少し変』
宛先も署名もありません。
日本語自体がおかしい場合もあり、海外から送られてきていることを連想させることがあります。
これからも、なりすましメールは増え、また、なりすまし具合も高度になってくる可能性があります。皆様も今は大丈夫でも、いつか突然、怪しいメールを受信してしまっても慌てず、対処しましょう。
勿論、身に覚えのないメールなど怪しいものは開かず削除が鉄則です。