11月記事①あなたが犯罪者に。そうなる前に『踏み台』の手口を再確認
皆さんに質問です!
今までにご自身のPCがウイルスに感染したことはありますか?
「普通に今も使えてるから大丈夫。」
そう思われた方…
実は最近の手口は、自分のPCが被害にあっていることに気づかないケースが多々あるんです。
攻撃者の立場になって、『踏み台』の手口をおさらい!
ある攻撃者はこう考えてます。
「A社の情報が欲しい!でもA社はセキュリティレベルが高い…」
↓
「そうだ、取引先を装ってA社に侵入しよう!」
そう考えた攻撃者は、A社に関連してそうな企業や組織のターゲットを絞り
事前に下調べ等した上で攻撃を仕掛けます。
この攻撃のほとんどが『メール』を用いているのです。
とにかくメールを開封させ、ウイルス感染させようと
取引先、同じ会社の従業員、よく利用するオンラインサービスを装ったりと
本物なのか、なりすましなのか、人では判断できない程メールは巧妙になってきています。
日々忙しくお仕事されてる方は、一通一通慎重に確認せず、
件名や差出人だけをさらっと見て、さらっと開封していませんか?
また、ご自身が大丈夫と思っていても
パソコン関係が苦手な方が開いてしまう可能性はないですか?
さっき何気なく開けたメールがウイルス付きだったとも知らずに…。
知らぬ間に取引先へウイルス付きのメールを送っていた!?
ここからが本題です。
普通に仕事をしているこの時も、気付かれぬよう攻撃者はこっそり自社のネットワークに入り込んでいるかもしれません。そして本命のA社のネットワークへ侵入する為、あなたになりきってA社へウイルス付きのメールを送り、攻撃を仕掛けます。
受信したA社の担当は、あなたからのメールだと思い開封…
…後日A社から「お宅から届いたメールを開いたらウイルスに感染した!!!」
そんなクレームが来るかもしれません。信用問題になり取引停止なんてことも。
このように、自分では意図していなくても
自社を装って攻撃をする手口を『踏み台』と言います。
標的型(踏み台)サイバー攻撃の詳しい内容はこちら↓
https://www.trendmicro.com/ja_jp/security-intelligence/research-reports/threat-solution/apt.html
※トレンドマイクロ:標的型サイバー攻撃
最後に…
いかがでしょうか?
各自の感覚ではもはや防ぐことは難しくなっています。
自社だけでなく、取引先にも迷惑をかけぬよう
今一度社内システムを見直して頂けたらと思います。
弊社では「セキュリティー被害が1件でも少なくなれば…」そのような思いを込めて、
定期的にセミナーを開催致しております。
今年最後となります!ご興味がある方はこちらをご覧ください ↓
https://drmarketing.jp/cch/90/20/19/1076/5982/855673