「3-2-1ルール」でバックアップ!
今や1人1台PCが支給されることが当たり前となってますが、皆さんは個々のPCに入っているデータの管理方法はどうされていますか?
「バックアップしておけばよかった・・・」
この仕事をしていると、こんなお声をよく耳にします。
データが消えてしまった原因としては
・PCが故障しハードディスクの中身が破損
・操作を誤ってデータ消去
・ランサムウェアなどのウイルス感染によりデータが暗号化された
・・・等がよく挙げられますが、それだけではありません。2018年は豪雨、台風、地震など、毎月のように災害が多発しました。会社の建物が倒壊する可能性もあることから、人的なもの以外に、災害から大切なデータを守るこもと考えなくてはいけません。
バックアップで大切な「3-2-1のルール」とは?
企業として考えるべきバックアップは「3-2-1のルール」に沿って運用していくことをお勧めします。
このルールを簡単にご説明すると、
3:3つのデータのコピーを持つ。
2:2つの異なる媒体にバックアップ。
1:1つのバックアップは別の場所に。
・・・という内容です。
3:3つのデータのコピーを持つ
3つというのは、「本来のデータ」とその「バックアップデータ」×2、の計3つのデータを持つ必要があるという意味です。仮に1つのバックアップデータが消えてしまっても、もう1つのコピーがあれば復元できますよね。ですので最低でも2つ以上は管理しておきましょう。
2:2つの異なる媒体にバックアップ
PC+外付けHDDに保存している方も多いと思いますが、例えば社内ネットワークがウイルスに感染した場合や設定方法によっては同時にデータを消してしまったとしても、もう一か所に保存していることでリスクを回避できます。媒体としては、外付けHDD・NAS・サーバー・クラウド等が挙げられます。
1:1つのバックアップは別の場所に
これは冒頭にお話しした災害時におけるリスクに備えた方法です。
オンラインストレージを使うなどして、外部へデータを保管してけば安心です。
最後に・・・
今現在、皆さまのデータ管理はいかがでしょうか?今回の記事が、バックアップの方法を改めて考えるきっかけになれば幸いです。
もちろん、各企業によって環境は様々だと思います。