10月記事①日本が狙われているサーバー攻撃
最近は北朝鮮情勢が激しく、いつ戦争がはじまるのか?不安な日々が続いています。
戦争と言えば、ミサイルや銃撃、戦車や戦闘機を想像しますが、最近ではサイバー攻撃も戦争の攻撃手段になっています。
今回はサイバー攻撃について触れてみたいと思います。
【サイバー攻撃の目的】
サイバー攻撃といえば、最近流行のなりすましメールや偽サイトを利用して、ランサムウェアを仕掛けたりと、よく耳にしたり、ニュースを見かけたりすると思います。
ランサムウェア=身代金ウイルス に感染してしまい、パソコンをロックされてしまった人が、お金を払う代わりに、端末のウイルス感染を解除する。という目的です。お金を払ったとしても、解除できる可能性は低いとも言われております。
今回、こちらで紹介するサイバー攻撃は、遠隔操作型マルウェアというウイルスをしかけ、先端技術や知的財産など金銭的にも価値のある情報を窃取する目的で攻撃を仕掛けてくるものです。こちらの場合は、所謂情報漏えいで窃取された時点で、経済的にも信用性においても多大な損害を被る可能性が高いです。
北朝鮮がミサイル発射の制裁を受け、サイバー攻撃から仮想通貨を窃取しようとしているというニュースもありました。こういったサイバー攻撃は企業間や国家間の交渉等を有利に進めるのが目的とも言われております。
【日本が狙われている】
アメリカのFireEye社の調査によると、このような攻撃の17%が、日本を標的としているようです。また、マルウェアのコード(マルウェアを生成するデータ情報)に中国語の特徴が多いことから、中国からの攻撃が多いとの情報もあります。因みに、標的とされる国の1位が54%のアメリカと言われております。
【対策はしなくていいの?】
標的とされているのが、政府機関や大手企業と言われておりますが、ここまでサイバー攻撃が身近になってきた今、「うちは小さな会社だから大丈夫」とか「大事な情報は無いから」というような理由で対策を怠るのは危険だと思います。攻撃の中には、企業間の横や縦の繋がりを逆手にとり、小さな糸口から侵入するケースもあります。
情報セキュリティーの事故は、いつ?どのような形?で発生するかわかりません。また、
山田象平