偽警告によるインターネット詐欺にご注意を!
よくわからない警告がいきなり画面上に表示された!
IPA(情報処理推進機構)が発表した『情報セキュリティ10大脅威 2019』の中で個人部門・組織部門共に4位に初ランクインした
よく分からない警告が、いきなり画面上に表示されたことがある方も少なくないのでは!?
WEB閲覧をしていると突然こんな表示が!
「警告!Windows セキュリティシステムが破損しています」
「注意!15システムの問題が見つかりました」
「スパイウェアを検出しました!直ちに削除するにはOKを押して下さい」
実際の偽警告画面① | 実際の偽警告画面② |
実際の偽警告画面③ |
表示されたらどうすればいいの?
こんな警告が画面に表示されたらどうしますか?Microsoftのロゴが表示されていたら信じてしまいませんか?
これらの画像は実際に過去に確認された警告画像です。この他にもとても多くの事例が確認されています。
これらを信じて先に進もうとすると対処してくれるように見えますが、
実際はウィルスをダウンロードしてしまったり、PCを遠隔操作するプログラムをダウンロードしてしまいます。こうなるともうアウト。
ではどのようにして見分ければいいの?と思われる方、以下の2つのポイントに注目して下さい。
①警告の文言を調べてみる
文言をそのままGoogle等で検索してみましょう。詐欺の警告の場合であれば、検索するとすぐに詐欺の警告である旨記載が
あり判断がしやすいです。
検索しても見分けることが難しい場合は、警告の文言で「Windows」や「Microsoft」という表記の前後に
半角スペースがないか確認しましょう。半角スペースがあれば本物です。しかし半角スペースがない場合は、偽物なので
こが見分けるポイントです。
②自分がインストールしているウィルス対策ソフトの警告なのか?
インストールしているウィルス対策ソフト以外の警告はほぼ偽警告と思って間違いありません。
MicrosoftやWindowsのロゴがあるからといって信じてはいけません。
2019ではこのような偽警告による攻撃が非常に増えてきています。ちなみにスマートフォンでも同様の警告が数多く発見されています。
このような警告が出た場合でも、慌てずに対処して下さい…。