オフィス内のソーシャルディスタンスは確保できてますか?
在宅勤務、テレワーク、...最近良く耳にする言葉ですが、
新型コロナウイルス感染対策で3密の回避もその1つに挙げられるのではないでしょうか?
緊急事態宣言が解除され、徐々にオフィスに人が戻って来ていることと思いますが、
オフィス内のソーシャルディスタンスは確保できていますか?
場所にとらわれないで仕事ができる環境構築必要ではないでしょうか?
今更ながらと言われてしまうかもしれませんが、今回は無線LANをキーワードにお話を致します。
無線の歴史はご存知でしょうか、まずは普及までの歴史を遡ってみましょう︕
無線の歴史
無線LANが普及する以前は、IrDA規格に準拠した赤外線通信がワイヤレス通信の主な手段であり、
ノートパソコンや携帯電話、ICカード式公衆電話に搭載されていました。
その後、無線規格が標準化され、1997年頃から、メーカーごとに無線LAN機器として製品化されてきました。
しかし2Mbps程度と低速であり価格が高く、メーカーが異なると相互に接続できない等の問題があり、
広く普及することはありませんでした。
これらの課題に対し改善された規格「IEEE 802.11b」を1999年7月にアップルコンピュータ(現:アップル)
がAirPort(日本国内での名称はAirMac)を発表。
これに日本ではメルコ(現:バッファロー)を始め各社も追従しIEEE 802.11b規格の機器が
一般にも広く普及することとなりました。
その後2009年9月、IEEE(米国電気電子学会)が
IEEE 802.11n(11n)を正式に策定し現在の規格で今にいたります。
無線LANの規格の流れ
1997年 IEEE802.11 2.4GHz 2Mbps
1999年 IEEE802.11b 2.4GHz 11Mbps
1999年 IEEE802.11a 5GHz 54Mbps
2003年 IEEE802.11g 2.4GHz 54Mbps
2009年 IEEE802.11n 2.4/5GHz 65~600Mbps
2013年 IEEE802.11ac 5GHz 433Mbps~6.93Gbps
認証方式
通信の傍受や不正操作を避けるために必須な通信の暗号化する必要があります、
無線LANの規格が上がると同時に認証方式もより強固な仕組みに変化をしてきました。
WEP⇒設定してはダメです
WPA⇒お勧めしません
WPA2⇒設定を推奨いたします
現在の無線環境の仕組み
自立型と集中管理型の構築方法があり各々の特徴があります。
自立型のAPは文字通りAP単体だけで動作します。運用管理が必要になり
外来波(他の電波)や内部環境に変化があった場合には、その都度無線機のチューニングが必要になります。
メリットとしては安価に構築が出来る事です。
集中管理型のAPは単なるアンテナの役割とデータ受信時の暗号化/復号処理だけを行い、
認証、暗号化、電波出力調整、ローミングの交通整理は親となる無線コントローラーが受け持ちます。
メリットとしては運用管理の時間が削減でき、通信も安定する事です。
最後に
ながながとお話をしてまりいましたが、
今後の無線LANの環境は「高速通信」「安定稼働」「セキュリティ」「管理コスト」
これら見据えながら構築しなければなりません。
マグマックスでは今までの構築した実績や、使用者様の声を取り入れ
最適なデバイスメーカーの選定や運用サポートまで、自信をもってご案内する事ができます。
この時期にご検討を頂ければと思います。
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