新型コロナウイルスに便乗した偽メールにご注意ください!
新型コロナウイルスへの感染が拡大するなか、マスクの無料送付や保健所を装った偽の注意喚起メールなどで個人情報を搾取しようとするサイバー攻撃が相次いでいます。
世界中で苦しんでいる方々がいる中でこのようなことが起きるのは非常に残念ですが、
多くの人が関心を寄せる話題は閲覧される確率が高いため、サイバー犯罪に悪用されやすいのが現状です。
実際にあった偽サイト・偽メール内容をピックアップしました。
最近は『マスク無料配布』以外に『給付金申請代行サービス』などを騙ったメールも多く見受けられます。
皆様もこのようなメールが来た際にはお気を付けください。
配布マスク配布や募金を装う偽サイト
大手ネットサービス事業者を装い品薄となっているマスク配布や無料送付を騙ったSMSが相次いでいます。
トレンドマイクロのセキュリティ情報サイト https://www.is702.jp/news/3651/
給付金10万円に関連した偽メール
政府が全国民に10万円の一律給付を打ち出したことを受け、
「申請手続きの代行」を謳い、個人情報を聞き出そうとする不審メールが相次いでいます。
警視庁犯罪抑止対策本部のツイッターより https://twitter.com/MPD_yokushi/status/1252461997557288960
※政府は郵送やマイナンバーカードを活用したオンライン申請を通じて現金を給付する方針ですが、
現時点で具体的な給付方法は決まっていないとのことです。
消費者庁などはこうした連絡は全て詐欺と疑ってほしいと呼びかけています。
この他にも手口はさまざま
このほかにも実際に存在する病院を装い接触した可能性がある友人、
同僚や同じ居住地区の住民がコロナウイルスに感染したことを通知し、添付されたExcelファイルのフォームに必要事項を記入し近くの病院へ持参する指示するメールや、
テレワークで急激に普及しつつあるWeb会議で招待メールを騙い情報を搾取するフィッシングメール等も報告されています。
被害に遭わないために
実在する送信元であっても送信元を詐称していることもあるため、
安易にリンクにアクセスや問い合わせ番号に電話など情報を鵜呑みにせず一度ホームページ等で確認をするようにしましょう。